ナチュラルワイン会、開催! - 2/28 Bistriaの夜
- Karin Yoshimura
- 3月1日
- 読了時間: 4分
すべては、恵比寿の女子会ディナーから始まりました。

昨年11月末の友人たちとのディナーで、ワインキュレーションのビジネスを始めることを報
告したことで、私がその場のワインをセレクト。お店の人と相談して、参加者の味の好みに近そうなものを店員さんに相談し、選んだワインのタイプを伝えながら飲む時間。気づけば場の空気が変わっていて、ワインの美味しさに会話が広がっていました。
その場にいた 恵比寿でヘアサロンを経営されている Sさんが、その場で「こんな美味しいワインをもっと飲みたい!みんなで飲めるイベントやろうよ。」
その言葉が、今回の会のきっかけです。
16人が集まった夜
Sさんはあっという間に声をかけ、合計16名が揃いました。私の友人2名、4月のイベントでもご一緒するラペ子さん、そしてSさんのコミュニティから集まった方々。
初めてCABINET.としてこうした機会をいただけることに、正直、緊張もありつつ嬉しさでいっぱいでした。
場所はイタリアンレストラン Bistria。持ち込みワインがOKなお店の一角をお借りして、参加のみなさんにワインを楽しんでもらうと考えたら、準備しながらわくわくが止まりませんでした。
ラインナップの設計
会場がイタリアンということもあり、中心に据えたのはイタリアワイン。そこにスペイン・カタルーニャ、ポルトガル、オーストリア、南フランスの造り手を加え、南欧を軸にしながら少し広がりのある構成にしました。
乾杯はフランス・ロワールのシードル、Julien Thurel の CIDRE BRUT CUVEE CHAMPETREから。「田舎風」という名の通り、気取らず肩の力を抜いて飲める一本で、初対面の方が多い場の空気をほぐすのにちょうどよかった。
白ワインは、南イタリア・プーリアで500年続く農家のワイン LUNA、スペイン・カタルーニャの兄弟ワイナリー Celler Frisach のガルナッチャ・ブランカ、そしてオーストリアのビオディナミ農園 Meinklang の WEIßER MULATSCHAK と、土地も品種もバラバラに、でも脈絡を持たせて並べました。
オレンジワインは、ポルトガル・リスボンのVinhos Aparte の AMBER 2023。モスカテルのスキンコンタクトで、桃やパッションフルーツの華やかさを纏いながら、タンニンはやわらかい。白から赤へ移る前に場の空気を切り替えてくれる一本として、今回の流れの中で特に気に入っていました。
ロゼは、アブルッツォのモンテプルチャーノで造られた2種を。どちらも主張しすぎず、食事と合わせると会話が止まらなくなるタイプ。

赤は、トスカーナのGuado al Melo の BACCO IN TOSCANA と、南仏ルーションの孤高の
造り手 Bruno Duchêne の LA LUNA 2024。どちらもわかりやすい果実感よりも、飲み終えたあとの余韻に個性が出るワインです。
各ワインには生産者プロフィールとテイスティングノートをまとめた資料も用意しました。制作は手がかかりましたが、「世界観ごと楽しんでもらう」という設計は、CABINET.として譲れないところ。手間の分だけ、伝わるものがあると思っています。
前日の小さな失敗
前日、ワインを24本ほど会場に送りました。届いた翌日、会場の方が有料でご提供する別のオレンジワインを氷の中で冷やしてくれていたのですが……エチケットが濡れて傷がついてしまいました。
ワインに罪はないのですが、送る段ボールへのメッセージを入れていなかったことに、ちょっと後悔。「赤ワインは常温で」「白・オレンジは冷やして」— この当たり前の感覚に甘んじてしまいました💦
当日の空気と、うれしい出来事
みなさん、どのワインも楽しんでくれました。参加者の中には、ナチュラルワインバーの開業を検討されている方もいて、ワインの調達方法や資格の取得などご質問をいただいたり。
嬉しかったのが、別事業で支援させていただいている TAPS WINE SHOP さんが差し入れと

して提供してくださったワインが、会の中でそのまま注文につながったこと。「こんな紹介のされ方もあるんだ」と気づいた瞬間でした。
ワインは飲んでもらってこそ、の商材だと改めて実感しました。
ひとつ後悔があるとすれば、アンケートを取らなかったこと。どのワインが一番好きだったか、次はどんなテーマで飲みたいか——聞けばよかった、とあとから気づくやつ😅 次回は必ず。
翌日のLINE
翌朝、友人から一通のメッセージが届きました。
「最近あまり飲んでなくて、久々にいっぱい飲んだけど、ナチュラルワインって次の日に残らないのね」
これは、ナチュラルワインの造り方と直接関係があります。添加物や過剰な補糖を使わず、ぶどうそのものの力で醸されるワインは、身体への負担が少ないと言われています。もちろん個人差はありますが、「次の日が違う」という感想は、初めてナチュラルワインを飲んだ人から聞くことの多い言葉です。
その一文が、今回のイベントを総括するような気がしました。

CABINET.として初めてここまでの規模でワイン会を開いた夜。うまくいったことも、改善したいことも。でも、ワインを軸に場が生まれること、そこに人と会話が育つこと——それを目の当たりにした時間は、ビジネス的な成果以上に、確かなものでした。
次の機会を、少しずつ形にしていきます!







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