top of page

1日を手放す、やさしいご褒美

  • 執筆者の写真: Karin Yoshimura
    Karin Yoshimura
  • 1月12日
  • 読了時間: 5分

今日も、お疲れさまでした。

 

朝起きてメールチェックして、会議でプレゼンして、締め切りに追われて。仕事が終わったあとも、家族のこと、自分のこと。毎日、「クソ真面目か」と思いながらもしっかり向き合って、ちゃんと頑張っている。

 

そんな 45歳を過ぎた頃から思うのは、自分の時間がリアルに認識できるようになるということ。若い頃のように無尽蔵に時間もエネルギーもあるわけじゃない。だから、1日の終わりに自分をリセットする時間が、本当に大切だなと思うようになった。

 


平日の夜、グラス1杯の魔法


仕事を終えて家に帰る。バッグを置いて、靴を脱いで、着替えて、ちょっと一息。

 

今日のうまくいったこと、ちょっとモヤモヤしたこと。考え出すときりがないから、今日はここで一区切り。

 


冷蔵庫から昨日開けたナチュラルワインを取り出して、グラスに注ぐと、ほんのり色づいた液体がゆらゆら揺れる。なんかキレイ。おいしそう。

ソファに座って、グラスに口をつけて一口。


少し冷たくて、すっきり。冷えている心地よさに、果実の香りがふわっと鼻に抜けて、どこか土の香りや、ハーブのような香りも混じっている。ナチュラルワインって、この一瞬でこれまでをスイッチオフして、ボトルの小宇宙に連れて行かれる感じ。一言では表現できない、複雑で奥行きのある味わい。

 

2杯目をゆっくり注ぐ頃には、ワインの温度も少し上がって、さっきとは違う香りが立ち上ってくる。最初は控えめだった果実の甘みが、じんわりと広がって、同じワインなのに、ちょっとの時間でその表情をゆっくり変えていく。

 

この変化を楽しみながら飲むのが、私の平日の夜の小さな贅沢。帰るまで引きずってた考えが一旦切り替わって、グラス1杯、多くて2杯。その時間でも十分にリラックスできる。

 

酔うために飲むのではなく、自分をほどくために飲む。ほろ酔いで心地よくて、明日もちゃんと起きられるくらいがちょうどいい。肩の力がふっと抜けて、今日という1日がゆっくりと終わっていく。

 


週末は、友達と一緒に


週末には、友達を呼んでちょっといいシャリキュトリーやチーズ、手作りお漬物など、おつまみを持ち寄って、家でボトルを開けることもある。

 

「最近どう?」「仕事はやりがいあるけど、アイツいい加減ムカつく」。悪態つきつつ、いつもの会話をしながら、テーブルにチーズやオリーブを並べる。そこにナチュラルワインが加わると、いつもより会話が弾む。

「これってオレンジワイン?」

「香り最高、オイシー!」

「赤なのに色が薄くて、ハーブ感あるね」。

 

ナチュラルワインは、話のきっかけをくれる。味に生産者やブドウの個性が現れるから、そ

の複雑味について感想を言い合うのも楽しい。同じワインを飲んでいるのに、感じ方は人それぞれ。それもまたおもしろい。

 

気づけば、いつもの部屋が少しだけ特別な場所になっている。いる場所は変わらなくても、使っているグラスも一緒でも、このワインと、この会話があるだけで、海外のワイナリーに行っているような、ちょっとした非日常を感じる。

 

旅行に行くのとも、高級レストランに行くのとも違う充足感。日常に小さな特別を見つけられるって、余裕が出てきた今だからこその楽しみ方だと思う。

 


ナチュラルワインが教えてくれること


ナチュラルワインの魅力は、個人的にそのじんわりとした味わいにあると思ってて。

 

高級ワインのような派手さはないけど、液色・味・香りに生産者のメッセージが現れていて、各ボトルにはそれぞれのドラマがあって心に響く。無駄に大きく見せることもなく、素材そのもののを尊重して、余計なものを足さずに、ぶどうと作り手の想いだけで作られている。


30代ヨーロッパであったピュアな味わいのローカルワインと出会った時の感動は、今も私が大切にしたい感覚。

 

若い頃は、もっと華やかで刺激的なものを求めていた気もるけど、今ではじんわりと染み込むような、やわらかく温かみのあるものに共鳴する。見た目の派手さよりも、本質的な豊かさ。瞬間的な高揚感よりも、持続する心地よさ。(歳のせいか)

 

ナチュラルワインを飲みながら、そんなことを考える。

 


1ヶ月、がんばった自分へ

 

毎日、本当にいろんなことがある。うまくいく日もあれば、思い通りにいかない日もある。

それでも、ちゃんと前を向いて、やるべきことをやって、1ヶ月が過ぎていく。

 

「そんな自分にご褒美」って 10年以上前からあった気がするけど、日々のモチベーションを維持するのには大事。自分しか自分をご自愛できないわけで。

 

高価なものを一点買いでもいいし、毎日セルフリトリートできるものでもいい。自分のために時間を使って、自分をいたわって、ねぎらう時間はとても大事。

 

 

グラスを傾けながら、今月のことを振り返る。大変だったこと、うれしかったこと。

そして、また明日から始まる新しい1ヶ月のこと。

 

 

ナチュラルワインは、そんな私の暮らしにそっと寄り添ってくれました。(10年超🤣)

1日のスイッチを切り替えるために。

週末の友達との時間を、より特別なものにするために。

日々の時間を豊かにするために。


 

 

CABINET. のワインは、あなたの1日の終わりの「オフスイッチ」になれたらいいなと思ってます。

 

「1ヶ月がんばった自分へのご褒美」にも、「日常に起こす小さな非日常」にも、楽しめるナチュラルワインを。


今日も1日お疲れさまでした。乾杯🍷


コメント


bottom of page